北原 淳平 メディアカンパニー草津事業所 業務・購買グループ Q印刷のどの工程に携わっていますか? A工場に印刷データや印刷指示書が入ったところからお客様のところに納品されるまで、「手配」全般に携わっています。印刷設計、材料発注、加工指示、納品手配など、それぞれの担当者に色々と指示をする役割です。 Q業務の中で特に気を配っていることは何ですか? A「工場全体が入口から出口までどれだけ円滑に仕事を進められるか」です。 例えば、印刷や加工のしやすさを左右する工程である印刷設計においては、その後の工程全てに影響するため、常に一手先を見ておくようにしています。通常、用紙はできるだけたくさんのページが取れるような配置をする使い方がベストとされますが、用紙の性質によっては、印刷担当者と相談してより印刷がしやすいようあえて違う配置で使うこともあります。 また、特に大変な加工工程については、外部の加工業者で研修もしています。 Q今後目指していることを教えてください。 A近年、他の印刷所でトラブルになった案件が持ち込まれてくることが増えてきました。 その印刷であればどういうリスクが考えられるか、こういうときはどう印刷したらいいのかなどヒントや解決策を示して、より一層印刷で困っているお客様の力になり、応えていきたいです。
阿加井 規萌 メディアカンパニー 草津事業所製造グループ プリプレスチーム Q印刷のどの工程に携わっていますか? A主に画像の修正作業を担当しています。基礎的な切り抜き作業から、合成などを行う画像クリエイティブ、現物と画像の色を合わせる色目修正を行っています。 Q業務の中で特に気を配っていることは何ですか? Aお客様の声に込められた指示や要望を汲み取ることと、時間や技術など制約のある中で最大限思い描いているものに近づけることです。 例えば、「色を濃くしてほしい」というシンプルな指示についてヒアリングすると、色を濃くするよりも他の調整の方がお客様の望む見え方に近づく場合もあるため、リアルな声を大事にしています。また、難しい修正の場合にはその原因や理由を説明し、解決策や代替案を提案するようにしています。 そうして調整した後の印刷時には画像調整の担当者が立ち合い、印刷チームと連携を取って安定した色目で印刷できるよう気を配っています。 Q注目している印刷物があれば教えてください。 A印刷は、電子書籍とは違った紙をめくる手ごたえ、オンデマンド印刷の出力とは異なるオフセット印刷の柔らかさなど、持ち味があると思います。 弊社のオリジナル刊行物『感色』は、印刷物の特徴を含め、通常案件ではなかなか発揮する機会のない印刷技術をフル活用して制作しています。各号ごとにテーマや見どころが異なるので、是非バックナンバーもあわせて実物を手に取ってみてほしいです。
久保 圭太 メディアカンパニー 草津事業所 Q印刷のどの工程に携わっていますか? Aこれまでプリプレス工程の作業に長く携わってきて、現在は製造グループのリーダーを務めています。また各種問い合わせや困ったときの判断、サポート全般も行っています。 Q業務の中で特に気を配っていることは何ですか? A入稿された案件に対して安定した品質と納期の厳守を心掛けています。その中でもお客様の品質に対する要求は守っていかないといけません。写真化学の品質への評価は高く、「他の印刷会社では無理だった」と依頼される案件もあります。また立ち合い印刷を希望される色目にシビアなお客様からの仕事が途切れないということも、満足いただけている証だと自負しています。 そして品質と同様に納期もお客様の大事な要求のひとつだととらえています。 Q草津事業所の自慢したい点は? A進歩する機械や設備に頼りきることなく、各個人の印刷知識や技術のスキルも向上させているところです。メンバー全員が「多能化」を目指して、色々なことをオペレートできるよう自分の関わっているところ以外の工程や業務も把握し理解できるよう努めています。