【セミナーレポート】
パッケージ企画実習講座@大阪デザインセンター

【セミナーレポート】パッケージ企画実習講座@大阪デザインセンター

2023年11月21日、一般財団法人大阪デザインセンター様主催のセミナー「第11回 プロに学ぶ!売れるための商品パッケージ企画実習講座」にて、弊社のプリンティングディレクター・北原が登壇。
「印刷がわかれば、最終的なアウトプットはこう変わる!」をテーマに、「パッケージ印刷」に関する講義をさせていただきました。

草津工場で印刷機を動かす「技術者」の経験もある北原。印刷・加工・レタッチのプロとして蓄積してきた知識を技術者ならではの目線で、リアルなエピソードとあふれる印刷愛(!)も交えて、お話させていただきました。

【主な講義内容はこちら】

  1. 1)印刷基礎知識
    -印刷に使う、紙・データ・刷版・インキ・印刷機について
  2. 2)印刷の工程
    -良い印刷の見分け方
  3. 3)付加価値をつける特殊印刷
    -ニス加工、特色蛍光、箔押し、その他特殊な組み合わせテクニック
  4. 4)よくあるトラブル
    -褪色、色指定、金銀のあつかい
  5. 5)コストについて
    -コストダウンするためのテクニック

当日のスライド資料(一部)

当日のスライド資料(一部)

一般財団法人大阪デザインセンター様では、これまでパッケージデザインに関するセミナーを多く開催されています。今回は新たに「パッケージの印刷」にフォーカスした内容をお願いしたいとのことで、弊社にお声がけいただきました。

実際の印刷サンプルを見ながらの講義

実際の印刷サンプルを見ながらの講義

ご参加いただいたのは、主にパッケージの発注を行う商品企画部等に所属される方々。
スライドを見ながら印刷の基本的知識をはじめ、パッケージ制作において気をつけたい褪色のリスクや特殊効果を組み合わせた表現技術などがレクチャーの中心となりました。

実際の特殊印刷物やサンプルも多数持ち込み、それを見ながらの講義に皆さん熱心に聞き入っていただいていました。また、紙のサイズによるコストダウンの考え方など、印刷会社ならではのリアルなノウハウもお伝えしました。

オフセット印刷の網点を専用のルーペで確認

当日のスライド資料(一部)

専用のルーペで、CMYKの4色の点(網点)が確認できます。
参加者が覗いているのは弊社が発刊している印刷技術広報冊子「感色」。
明治創業の印刷会社として高品質な印刷技術・画像レタッチ技術を活かした「五感に伝わる印刷表現」で、ブランド価値を高める印刷物の提案を行っています。

普段の業務ではなかなか知る機会がない印刷の仕組み。思い通りのパッケージに仕上げるために気を付けるべきポイントを印刷技術者が直接お話をさせていただいたことで、「売れる」パッケージ作りをよりスムーズに進めるためのヒントにしていただけたのではないかと思います。

ご参加いただいた皆さまからは、
「実例を出して話してくださる回は面白かったし勉強になった!」
「普段から印刷の色目にこだわっているのでとても参考になった。」
「商品の企画やデザインしていく中で必要な知識を得られました。」

などの嬉しい感想を頂くことができました。

「印刷」に関するご相談を承ります

写真化学は印刷工場を草津に構えており、150 年の歴史の中で積み重ねてきた技術があります。

質の高いデザインや独自のマーケティングサービスを活かし、多方面からお客様の「ブランド価値を高める」印刷物制作をお手伝い致します。パッケージをはじめ、カタログ・DM・特殊加工など、あらゆる印刷物制作についてお気軽にお問い合わせください。

当日のスライド資料(一部)