マーケティング・オートメーションって、挫折する!?

「挫折しないMA運用のカギ」を見つける

MA、上手く使えていますか?
大きなコストをかけて導入したものの・・・
効果が出ているように思えない・・。
メール配信機能しか使っていない・・。
ログインする頻度も落ちてきた・・。
このままでは負の遺産化してしまう・・。
期待膨らむ宣伝文句や鮮やかな成功事例とは裏腹に、
そんな声を事実、よく耳にします。
今回は、MA導入の「こんなはずではなかった!?」を検証し、
「挫折しない運用のカギ」を見つけていきたいと思います。

はじめてみて分かる、3つの運用課題

  1. リソースが足りない。

    MAは実は工数を増やします。 "自動化"から連想するイメージで省力化できるように考えてしまいますが、MAが上手くいくと商談の件数は増加し工数も増えていきます。さらに分析やメールの作成、シナリオ設計などこれまでなかった準備作業が発生します。
    多くの企業では専任者を置くことは難しくマーケティングや企画担当者が通常業務に加えて運用するのが実情だと思います。
    「作業が増える」ことを認識して業務の割り振りを行い、ケースに応じて外部リソースを活用したりすることが継続のポイントです。

  2. シナリオが複雑すぎる。

    見込み客の多様なステータスやニーズもきめ細かに拾いあげるプログラムは鮮やかですし理想的に思えます。
    MAを使いこなしている手ごたえも手伝って、ついつい細かな分岐を設定し過ぎ複雑膨大なシナリオが出来上がってしまっていないでしょうか。これでは配信するコンテンツの作り分けも大変です。
    「MAは工数を増やす」をしっかり認識して、シンプルで現実的なシナリオを作成し、まずはPDCAを回していくことに重きを置きましょう。

  3. コンテンツが続かない。

    いちばん多い頓挫理由がこちらです。
    MAは発信情報に対するレスポンス見て運用していくものなので、発信コンテンツがなれば見込み客の反応は原則ゼロ。MAは機能しなくなっていまいます。
    内容は類似していても切り口を変えてみたり、動画で表現してみたり、図解してみたり、ときには直接顧客興味とはズレていてもコンテンツとして面白い情報ならばためらわずに発信して反応を探ってもいいかもしません。better than nothing!!