ウィズコロナを勝ち抜ける!『展示会の新様式』
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"これまでの常識"を見直して競合に差をつける絶好機!!
コロナの影響が尾を引くものの、展示会開催の動きも聞こえてくるようになりました。
機会逸失を取り戻すために「待ってました!!」と息巻くご担当者も多いのでは?
しかしこれからは、今まで通りを繰り返しても今まで通りにはいきません。
来場者は限定的で、来場目的や行動も変わってくる。
業績が不透明な中、コストは抑制され、でも成果は一層厳しく求められる。。
これまで通りの「何となく・・」はもはや許されないし通用しないと思われます。
一方で展示会の変化を正しく捉えて進化適応することができれば
ライバルに圧倒的な差をつけられるまたと無いチャンスです。
情報収集から吟味・判断の場へ?
これまでの訪問スタイルは、ある程度アタリはつけていても
何となく会場へ出向き目に留まったブースを恣意的に回る
『回遊型の情報収集』が通例でした。
しかし、密を避けたい状況下では、情報収集はオンラインで済ませておいて
目あてのブースだけを短時間で効率よく巡る。聞きたいことや知りたいことも
事前にきっちりまとめて臨む『スポット訪問型』が中心となるはずです。
獲得リード数は減るが、本気度の高い優良リードが残る。
物見遊山なリードが一定量姿を消す一方、"リスク"をとってわざわざ来場する方々は、
相応の理由があり、また本気で検討している証拠です。
出展者側も、リードの質やニーズの変化に合わせて、運営やブースの在り方まで
見直さなくてはならないのではないでしょうか。
『とにかく名刺の数!!』を目標に進める出展計画では、もはや成果は望めません。
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それ本当に絶対必要ですか?? 当たり前を見直そう。
多くの方が訪問先を事前に決めてしまっている環境下では、
「他社より目立つこと」にエネルギーをかけるのは賢明とは云えません。
"賑やかし"に集まる玉石混交の名刺を集めてもムダな仕事が増えるだけ。
正しいVIで視認性を担保し「見つけてもらいやすい」ブースを要件に
無駄なコストをがっつり削減してしまいましょう。
華美なブース装飾やプレゼン、呼び込み、ノベルティ・・等々
今一度検討してみてはいかがでしょうか。
コンペからの解放で得られるもの。
顕在化はしにくいもののコンペに関わるコスト工数は発注者側にも大きな負担です。
RFP(提案依頼書)を整え複数社にオリエンしプレゼンを受けて選考。
プラン決定後も修正のやり取りや各種指示、情報連携などやり取りは煩雑です。
コストを抑えつつ良いプランを得るためのプロセスのはずが、
不毛な骨折りの温床となっていませんか?
「よーいドン!」の短期決戦では提案する側の作業にも限界があります。
お互いをよく理解したパートナーを選び、じっくりとプランを詰めていくのが
却って理想の結果を効率的に得られる近道かもしれません。
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勝ち抜くキーは変化を捉えたリソースマネジメント
反対に、今まで形式的に済ませていたWebからの事前情報の発信や
営業担当に任せきりになっていた来場リードのフォローなどが
最優先で取り組むべき重要テーマとなってきます。
変化に適合するために削るべきところには見切りをつけ
効果の見込めるプロセスへ、素早く、手厚く人と予算を振り分けられる
柔軟なソリースマネジメントが必要となってきます。
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