第6回 東京 販促EXPO

第6回 東京 販促EXPO
【展示会レポート】

2023年4月5日~7日、東京ビッグサイトにて開催された「第6回 東京 販促EXPO」に出展いたしました。

今回もブランディングについて情報収集されている来場者様が多く見られ、「ブランディング&マーケティング活動をデザインする」をテーマに展示していた弊社ブースには、たくさんの方にお越しいただきました。
盛況のうちに執り行うことができ、ご来場いただきました皆様には厚くお礼申し上げます。

幅広い領域の専門スタッフが在籍する弊社では、ブランドコンセプトの構築に向けたコンサルティングをはじめ、ロゴ・ビジュアルや各プロモーションツールの制作、そしてその後の効果検証まで、トータルで対応が可能です。
今回は、そんな弊社ならではのサンプルや事例を展示いたしました。

展示内容ピックアップ

SDGs時代に刺さるブランド体験。リフィル(詰め替え)形態でもクオリティを存分に訴求

こちらはスキンケアブランドを仮想したサンプル。昨今の環境負荷低減意識の高まりを背景に、リフィルステーションでの販売(量り売り・詰め替え)を中心とした商品展開スタイルを想定しました。

こうした環境負荷低減を考慮した形態で課題となりやすいのが、パッケージやビジュアルでイメージを牽引しにくいという点。簡素な包装、ユーザーの容器持込みなどにより、ブランドイメージが損なわれてしまうケースが考えられます。

そこで、一定のイメージ管理ができるよう、各種プロモーションツールのほか、環境に配慮したオリジナルのパッケージや繰り返し使える専用容器を制作。パッケージはそれ自体が手提げとなるデザインで、ショッパーを不要にしたのもポイントです。

チープな印象に転びがちな詰め替え形態でも、エシカルなライフスタイルへの憧れを醸成するブランディング&クリエイティブによって、クオリティ感を存分に表現しました。

商品にまつわる過程や体験に重心を置いたブランディング

茶葉からお茶を淹れる人が減少し、茶葉の消費が低迷しているーー。そんな状況から仮想した、茶葉ブランドのリブランディング提案です。
「ペットボトルのお茶では得られない体験」「お茶そのものだけでなく、お茶を飲むことにまつわる体験」を提供するブランドとして設計しました。

大切なひとにお茶を淹れてあげたくなるようなイメージビジュアル。
お茶の淹れ方のコツを同封し「ていねいにお茶を淹れる」という体験をしてもらう。
茶葉ごとの特徴を記載することで、味覚・嗅覚に繊細な意識を向けてみてもらう。

お茶を飲むという行為を、単に喉を潤すこととは異なる「心の満たし方」として感じてもらえるようなヒントを散りばめています。

老舗メーカーをより若い世代へ。ブランド設計に基づく商品開発の切り口

老舗メーカーで課題となりやすい「若年層へのリーチ」。こちらは老舗の雷おこしメーカーという設定で、未就学児をもつ家族世帯、主婦層をターゲットとしたブランディングを仮想しました。

ターゲットに訴求するための商品展開として、「知育を楽しく美味しくサポート」をコンセプトに、積み木をモチーフにした雷おこしを発案。食べる前に絵柄をつくって遊べる、食を通して子どもの想像力を育てる商品です。
販売チャネルは、輸入食品系小売店や子供向けの商材に特化した小売店を想定し、各種アウトプットに展開しました。

弊社にはプロモーションやマーケティングの専門スタッフも在籍しておりますので、ブランド設計やクリエイティブだけでなく、商品開発の切り口や販売チャネル、キャンペーン企画などもご相談いただけます。

その他、実績やシステム、広報冊子も展示

その他、ブランディングのトータルサポート実績や、展示会出展時の来場者分析に役立つ出展エリアAI解析システムもご紹介し、多くの方にご興味をお持ちいただきました。

足を止めてくださる方が特に多かったのは、弊社の広報冊子「感色」「fumble」を展示したコーナー。

「感色」は、明治元年の創業から培われてきた、弊社の印刷・加工技術と知識を活用した印刷表現を紹介するビジュアルブックです。また、その「感色」から派生して生まれた「fumble」は、このたび発刊したばかりの冊子。印刷表現の追求から少し視野を広げ、読者と一緒に販促の可能性を模索していく内容となっており、当サイトでもご紹介していく予定です。

今回の展示会を通じて感じたのは、やはりブランディングを優先課題とお考えの企業様が増え続けているということ。

サンプルとしてご紹介した仮想ブランドのシチュエーションは、来場者様の中にも共感される方々が多く見られ、「このサンプルそのまま作りたい!費用を教えて」「自社でのブランディングがあまりうまくいっていないので、とりあえず話だけ聞いてほしい」といったお声もいただきました。

ご来場いただいた方も、ご来場が叶わなかった方も、ご興味やご質問などございましたら、下のお問い合わせボタンより、お気軽にお問い合わせください。

今後もお客様のパートナーとして、ブランド価値を高めるお手伝いをしてまいります。