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大腸菌の環境基準が改正されます.

兼ねてから大腸菌群数は環境基準としての指標性が低いことが指摘されてきました。一方、水道水に係る水質基準については、簡便な大腸菌の培養技術の確立により、平成15年5月に大腸菌群が大腸菌に改正され、平成16年4月に施行されました。

 このような状況を踏まえ、環境省は、令和3107日に公共用水域の水質汚濁に係る環境基準及び地下水の水質汚濁に係る環境基準の改正について告示しました。

 告示により、生活環境の保全に関する環境基準のうち、大腸菌群数を新たな衛生微生物指標として大腸菌数へ見直すことが決定されました。施行期日は令和4年4月1日です。

・環境省の告示 水質汚濁に係る環境基準の見直しについて(お知らせ)

新しい基準では大腸菌数の測定は特定酵素基質寒天培地を用いることが必要で、多くの事業所様では計測方法の変更が必要です。写真化学のコロニーカウンター・PSFシリーズでは最大8菌種を分離して計測可能で、新しい基準にも対応可能です。ご興味のある方は是非お問い合わせをください。

PSFシリーズでの新基準の計測例

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寒天培地上の大腸菌(青色)、大腸菌群(紫色)を分離してそれぞれ計測した例

大腸菌NF結果画像.jpg

メンブレンフィルタ上の大腸菌(青色)のみを計測した例

カメラ設定を工夫することにより、フィルタ上の格子やノイズを映らないようした。

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