百貨店における「父の日イベント」プロモーション
CL : 株式会社阪急阪神百貨店 西宮阪急 様
ベビーカー連れファミリーの来店比率が高い百貨店の
"らしさ"のある顧客体験と来店訴求施策
課題
当百貨店は、ベビーカー連れファミリーの来店比率が高いことが大きな特徴。
また、全社的に、従来百貨店の商品提案のみの"モノ価値"ではなく、体験を通した"コト価値"により連鎖的な購買が生まれることを重視していらっしゃった。
近年、差別化と集客に苦戦している百貨店業界。父の日は夏のセール時期直前で売り上げが上がりづらい時期であり、いかに来店してもらうかが重要で、当百貨店は以前より父の日ならではの特別な体験価値を企画してきた。
ご提案
従来のプロモーションターゲットは50~60代の"パパ"だったが、当百貨店はファミリー層が多いことから、今回は購買意思決定権を持つ30~40代の女性をメインターゲットにすることをご提案。パートナーや父親に贈るギフト選びに悩むターゲットのインサイトに合わせ、企画コンセプトを「父の日のヒントは、西宮阪急」とし、キービジュアルは、パパを応援する幸せそうな女性を含めたイラストで"自分ゴト化"を狙った。
ターゲット変更に伴い、デジタル施策も実施すべく、父の日を集客・購買のピークと設定したプロモーション戦略を立案。ターゲットが「父の日」を検索し始める時期を見込んで特設サイトを設置し、SNS広告も開始。来店者に対しては西宮駅の交通広告、店舗ではキャンペーン特別展示でアピールを実施した。特設サイトやキャンペーンチラシでは、ターゲットの商品選びをサポート。また、パーソナル診断や体験イベントを掲載し、キャンペーン期間の来店訴求を行った。
成果
「父の日の黄色いバラにちなんだキービジュアルは、お子様を中心に"可愛い"という評価が多くあった。特にビジュアルの統一展開は今後に活かしていきたい。初めて取り組んだSNS広告の流入数、特設サイトへの各Web媒体からのアクセス共に、昨年と比べて飛躍的に伸びた。『チラシやLPを見て購入した』というお客様が多く、リーフレットや特設サイトに掲載されている商品の売上が好調だった。」とのお声をいただいた。
西宮阪急ご担当者様、弊社企画営業担当者