国内導入実績

橋本市民病院様(和歌山県)

衛生処理の時間短縮で、看護にゆとりが生まれた

1日360分の時間的余裕を、看護の質向上に生かす

西山看護部長 汚物処理の手間がなくなり、時間的な余裕ができているように思います。時間に追われると、顔は患者さんに向き合っていますが、体はよそを向いている、といったことになりがちです。でもゆとりができると、無意識のうちに患者さんとじっくり会話できるようになります。一人の看護師が何人もの患者を受け持っているので、忙しいことに変わりはないのですが、少なくとも雰囲気は和らいでいます。それは患者さんにも伝わっているようで、以前は「院長への伝言箱」に、看護師の忙しさを指摘する投書があったのですが、最近では見かけなくなりました。

神保CNIC 汚物処理の1日平均回数は約40回。バーナケアシステムだと処理時間が1回1分なので、1日トータル40分ですみます。導入以前は処理時間が1回10分だったので、1日400分も費やしていたことになります。つまり、1つの部署で1日360分の時間を短縮できたということになります。この時間をどう有効に使うかがこれからの課題ですね。私は、看護師の専門性を活かして、患者や家族指導の充実を図ることができればと思っています。

西山看護部長 バーナケアシステムを導入したことで、看護師がベッドサイドに行く回数が増え、ケアに時間をかけられるようになったと思います。そのことを、もっと現場の看護師たちに実感してほしい。現在、バーナケアシステムによる時間短縮効果を病棟の看護師長たちに示し、現場に費用対効果を分かってもらうよう働きかけています。