準備は念入りに、
心構えは大らかに
A.S. メディアカンパニー 空間ディレクター 2020年入社
お客様の展示会ブースやショールームなどの空間デザイン・設計のディレクションを行っています。空間デザインで特徴的なのは、「人が通る」「動く」という動線を軸にしながら、そこにさらに美しさなどの要素を盛り込んでいくところです。BtoB企業の展示会ブースを手掛けることが多く、技術を紹介しながらも堅苦しくならないように、いかに華やかに、目立つように仕上げるかをいつも重視しています。
展示会は会期が短く、1回に費やす金額も大きいため、お客様の目も厳しめです。時間的にも予算的にも、設営後は修正がほぼできないので、事前に資材サンプルを見てもらうなど都度チェックを入れながら進行するよう心掛けています。また、予算内で最大のパフォーマンスを出すのが腕の見せどころ。見劣りせずにコストダウンできる材料を探すこともよくあります。この仕事はまず思い描いた通りにはいかないことがほとんど。なので、完璧さにこだわるのではなく、柔軟性と臨機応変に対応することが重要だと感じています。そういった中で、お客様の意向と自身の提案がマッチした瞬間はとても嬉しいです。
この仕事は、図面を描く楽しさも、現場でものが出来上がっていく面白さもあり、どちらも私は好きです。先日、担当したショールームの案件では、プロジェクションマッピングのコンテンツ制作にも挑戦させてもらいました。写真化学は業務形態が幅広く、色々なことに興味がある私にとっては各分野の専門性を持つ人と連携する機会も多く、とても楽しく働いています。そして皆さんとっても優しいです!
仕事はできるだけ笑顔で機嫌よく!がモットー。ですが、無理な要望は安請け合いせずしっかり交渉します。お客様への折衝力も大事だなと感じる日々です。規模の大きい案件はタスク管理も増え、手配抜けやスケジュールが遅れ出すと、慎重に軌道修正を行っていかねばなりません。雲行きが怪しくなった時は、なるべく早く案件を進めているメンバーに共有するようにしています。アイデア交換やフォローしてもらう場面も多々あり、上司、同僚のチームワークに助けられています。
他メディアとの連携がとりやすいのが特徴だと思います。
音楽ライブに行ったりお笑いを見たり、お酒を飲んだり、野外フェスに子どもと行くこともあります。いろんなカルチャーに触れることが好きです。写真は美味しくお酒を飲むために集めているグラスです!