効率よくスムーズに
印刷現場を回す使命
M.N. メディアカンパニー 印刷工程管理 2008年入社
印刷物の手配業務全般を担当しています。用紙の購買管理、印刷スケジュールの作成、品質管理、後工程への見積もり依頼や発注業務、スケジュールのすり合わせなどです。そのほかに、制作会社や印刷会社などの同業会社から直接仕事を受注する「生産営業」にも関わっています。現場には、毎日のように営業からの見積もりや進捗の問い合わせが入ってきます。できるだけスピード感をもって回答することを心掛けつつ、こういう風に仕様を変更するとコストが抑えられますよ、この工程を加えると品質が安定したものが作れますよ、などコストや品質面を考慮したアドバイスもできるよう意識しています。
製造工程では、仕入れ価格や作業工数などを考慮して、面付の仕方や、色調整で刷る予備紙の枚数をできるだけ抑えるなどの工夫をして、コストを最小限に抑えられるよう手配しています。品質面では、複雑な仕様のものなど注意が必要な案件については、これまでの経験値から起こりうるトラブルを予想し、後工程と連携して不良が出ないように未然防止するよう心掛けています。
生産営業は、デザイン会社、印刷会社や加工会社などの同業種からの依頼で「他の印刷所ではうまく刷れなかった」、「思ったとおりの仕上がりにならない」など難易度の高い要求の印刷物が持ち込まれています。同業種のため特に厳しくチェックされるのですが、品質が評価されて、ありがたいことに依頼が増加している状況です。
入社当初は印刷用紙の名前もわからず印刷の知識もありませんでしたが、写真化学には幅広い年齢層で分野ごとに深い知識を持った人がいるので、わからないことがあれば聞くことができ、相談や意見交換がしやすいです。この業務は全体の窓口として社内外ともに連携する部署が多く、注意喚起や伝達漏れがないよう細かなコミュニケーションが重要です。配属当初は連携箇所や担当業務の多さから、ひとりで抱え込み過ぎて手一杯になっていたのですが、頼れる人がいる環境だと気付いてからは信頼して任せることができるようになり、要領よく進められるようになりました。
最新スキルに触れている若手と知識豊富なベテランのチームワークによる高い技術力
オフの日は近所の低い山から足を延ばした山まで山歩きを楽しんでいます。写真は常念岳〜蝶ヶ岳を縦走した際に目にした槍・穂高連峰です。