社内の共通言語を伝えるインナーブランドブック
CL : 京都機械工具株式会社 様

プランニング デザイン 印刷

CLIENT
京都機械工具株式会社 様
PROJECT
フラッグシップのインナーブランディング
URL
https://ktc.jp/

30周年を機にブランドの原点を見直し、
社内浸透を促すインナーブランディング

課題

日本を代表する総合ハンドツールメーカーである京都機械工具(KTC)のフラッグシップ「nepros(ネプロス)」は、プロメカニックのための工具として誕生した。機能や性能の追求による美しさが評価される一方、見た目だけの美しさが価値の中心として語られる場面も増えていた。発売30周年を機に、ブランドの原点を社内で共有するためのインナーブランディング施策として、ブランドブック制作が企画された。

ご提案

写真化学が提案したのは、「neprosのあるべき世界観」を体現するブランドブック。クライアントが言語化したブランド思想を丁寧に読み解き、それを社内に確実に伝えるための表現へと再構成した。

構成は、neprosの原点である「プロの現場で使われる姿」を軸に設計。撮影は実際の整備工場で行い、本物のメカニックによる作業風景を収録した。ピントやぼかし、コントラストの調整により、緊張感のある現場の空気を表現し、「プロの誇り」を感じさせるビジュアルを追求。誌面はモノトーンを基調とし、統制されたグリッドデザインでプロフェッショナルな印象を強化している。

さらに、「強さ」と「使いやすさ」が「美しさ」につながる構造を図解化し、ブランド言語を直感的に理解できる形へと視覚化した。

成果

完成したブランドブックは、全社イベントで配布。写真集のような仕立てにより多くの社員がページを開き、言語化されたブランド思想を共有するきっかけとなった。その後は社内ワークショップにも展開され、「プロとは何か」「neprosとは何か」また「自分にとってのプロ意識とは何か」を議論する共通基盤として活用が進んでいる。今後、ブランドをさらに強化していく基盤となり得る取り組みとなった。