商品ブランディングの強化と、SNS時代における消費者の行動売買プロセスに合わせた最適なコミュニケーション戦略で、商品認知拡大と購買意欲向上を狙う。
百貨店などに多くの商品を展開するお菓子メーカー様より、新商品のギフトチョコレートの発売に伴い、キービジュアル・パッケージのご相談をいただいた、という想定で制作いたしました。
写真化学はただ要望に沿ったデザイン制作だけをするのではなく、商品企画に追われてついつい曖昧になりがちなブランドコンセプトの整理からお手伝いさせていただくことが可能です。
まずは新商品の軸となるブランドコンセプトを整理するために、お客様の会社内でプロジェクトを発足します。ブランディング担当者の指導の下、課題をご提出いただき、それに基づいてお客様と弊社間でディスカッションやワークショップなどを行い、新商品の世界観を固めていきます。
「たった一粒」という特徴を、誰にどう伝えればいいのか。メンバー内で意見が割れることもしばしばありますが、メンバーの方々それぞれの思いを受け止めて全員が納得できる形に落とし込み、下記のようなブランドコンセプトが出来上がりました。
「大切な想いをぎゅっとつめこんだ特別な一粒のチョコレート。
しあわせのひとくちを、恋人・友人・家族へ。
特別な日や自分へのご褒美に送るためのギフトです。」
このメッセージを軸にしてキービジュアルやパッケージ、ロゴなどをデザインへ展開していきます。
キービジュアルはパッケージをモチーフに様々なデザインの箱を配置し、店頭でも目を引くようカラフルに仕上げました。
パッケージは「ひとくちサイズの一粒」という部分に焦点を当てて、小ぶりで特別感のあるものとして宝石箱にチョコレートをかけたようなパッケージをご提案。
ギフト用には高級感のあるベルベット加工やニス加工を施した豪華な貼り箱バージョンで、それとは別ラインで、より気軽に買っていただけるような低コストのパッケージなどもご用意しました。
また、キービジュアルやパッケージのデザインと連動したメッセージカードや店頭什器など、店頭販売に必要な様々な印刷物や、オンラインにおける最適なコミュニケーション戦略も合わせてご提案させていただきます。
今回のような事例では、まずWeb上では商品の魅力をオンラインで伝えるべくブランドサイトを制作して広告を掲載し、商品の認知拡大を目指します。
▼サンプルサイトはこちら▼
https://www.shashin-kagaku.co.jp/skm/osaka/hitokuchi/
一方SNSでは拡散によるさらなる認知の拡大を目的に、商品の特徴やキャンペーンを発信し、商品発売日に向けて盛り上げていきます。
また発売後は、CRM を活用して店舗やWebサイトを訪れた顧客の情報を蓄積し、その顧客に向けて LINE やメールマガジンで情報を継続的にお届けすることによって、長期にわたりブランドを愛していただけるようなロイヤルカスタマーを育成していくシステムも、弊社で設計することが可能です。
もちろん、デザインの提案のみの簡単なご相談でも構いません。
ですが、ブランドコンセプトを一から整理しなおすことは、担当者全員が商品について深く考え、今まであまり意識していなかった商品の価値に改めて気づく機会でもあります。そしてその思いを様々な販促物へと展開していきます。
また、ただ作って終わるのではなく、商品発売後も毎月のWeb広告の成果やアナリティクスの分析をお届けすることで、新たな商品の開発や、別ブランドの商品展開にも活用していただけます。
このように写真化学は単なる制作会社の域を超えた「お客様の」パートナーとして、最適な戦略を立て、お客様の課題解決を実現します。
業種、業界、業態を問わず、さまざまなお客さまの販促コミュニケーションをサポートしています。
