INTERVIEW 海外市場で選ばれる
高級いちごパッケージ
CL : JAL Agriport株式会社 様

デザイン 印刷

CLIENT
JAL Agriport株式会社 様
PROJECT
海外向け高級いちごのパッケージ設計・デザイン・印刷
URL
https://jalagriport.com/
JAL Agriport株式会社 永易 俊 様

お話を聞いた人

JAL Agriport株式会社
永易ながやす 俊 様

まず、御社の事業について教えてください。

「日本の農業を通じて地域活性化をし、さらに国内外を繋ぐこと」をミッションに掲げ、2018年に千葉県成田市に設立されたJAL100%出資のグループ会社です。例えば、耕作放棄地を活用した観光農園や地産地消をコンセプトにしたレストランの運営、農産物の輸出などに取り組んでいます。

いちご農園
さつまいも畑
▲ 同社が成田空港近くで運営するいちご農園とさつまいも畑

永易様のご経歴やご担当業務を教えてください。

元々はグループ会社である日航関西エアカーゴ・システムという航空物流の会社に新卒入社し、オペレーションや営業として働いていました。その後、社内の公募制度を利用して、現在の会社へと異動してきました。

貨物取扱いの経験を活かして輸出業務に取り組みつつ、農産物の海外プロモーションや農園・レストラン運営などにも幅広く携わっています。

古民家を改装したレストラン
▲ 古民家を改装したレストラン
農園ではJALらしい意匠が各所に見られる
▲ 農園ではJALらしい意匠が各所に見られる

どんな課題を持たれていたのか、そして弊社に相談したきっかけを教えてください。

タイやマレーシア、ニューヨークなど、海外向けに輸出する日本の高級いちごのパッケージを新しくしたいと考えていました。元々のパッケージは1キロ弱入る大きな規格で、一般の消費者の方にとってはやや扱いづらく、結果として購入されるお客様を限定してしまっているという課題があったからです。

私たちが扱うのは、いずれもこだわりを持って生産された最高品質のいちごです。だからこそ手に取ってくださった方に、その価値がきちんと伝わるパッケージにしたいという思いもありました。

そこで海外市場を見据えつつ、サイズやデザインまで含めて提案してくれるパートナーを、展示会を回って探していました。その中で出会ったのが御社でした。

弊社を採用してくださった決め手はなんでしょうか?

御社と並行してもう数社、お話を聞いていました。明確に違いを感じたのが、ヒアリングの丁寧さです。

背景やストーリー、開発への思いなどを細かに聞いてくださり、私からはWebで探した参考画像をいくつかお送りしました。そしてデザインに入る前の段階で、担当営業の方とデザイナーの方、私の3人で打ち合わせる場を設けていただいたんです。

「こういうイメージで作りたい」という思いを、デザイナーさんに直接伝えられたことで安心しました。またデザイナーさんからも多くの質問を投げかけていただき、自分でも気づかなかった考えやこだわりを引き出してもらえたと感じています。

ヒアリングの結果、メインモチーフはJALグループロゴ「鶴丸」マークがいちごを世界へ運ぶイメージから着想。ジオメトリック柄で構成し、宝石のような輝きを感じられるデザインに落とし込んだ。ヘタは折り鶴を抽象化したパターンで表現。
▲ ヒアリングの結果、メインモチーフはJALグループロゴ「鶴丸」マークがいちごを世界へ運ぶイメージから着想。ジオメトリック柄で構成し、宝石のような輝きを感じられるデザインに落とし込んだ。ヘタは折り鶴を抽象化したパターンで表現。
完成したパッケージ
完成したパッケージ
▲ 完成したパッケージ。JALグループのブランド価値「信頼感・安心感」「誠実さ」などを、鶴をモチーフにしたシンプルなデザインで表現。海外市場を念頭に置き、日本ブランドらしい繊細さや、ギフト用途としての特別感を意識した。

完成したパッケージがすでに海外市場で使われています。何か良い変化はありましたか?

マレーシアでのプロモーションイベントで、新しく作った成果を実感できる出来事がありました。

元々使っていた弊社のパッケージと、今回制作したパッケージを並べ、現地の方にどちらが好きか投票してもらうアンケートを行いました。すると、今回のパッケージがダントツで多く選ばれました。狙っていた「日本らしさ」や「高級感」がきちんと伝わった結果じゃないかと思います。

深い理解によるデザインが、現地イベントでも評価された
▲ 深い理解によるデザインが、現地イベントでも評価された

今後弊社に期待することはありますか?

グレードの異なるパッケージ展開ができればと考えています。今回のパッケージでも上質な紙を使っていただきましたが、さらにもう一段階グレードを上げて、「秀」や「極」といった位置付けのものを構想しています。例えば、木箱を使ったいちごのパッケージとか。

他にも、今回は海外販売向けでしたが、日本国内向けのパッケージに取り組みたいですね。

やりたいことはたくさんあります。ですので、今回と同じように「何をどう表現するか」という企画段階から一緒に考えてくれるパートナーでいてもらえたらありがたいです。

JAL Agriport株式会社 永易 俊 様

(撮影 Hide Watanabe)

サービスの詳細はこちらから

パッケージ制作